夜勤専従 労働基準

夜勤専従ナースは変則労働時間制が適用される

看護師さん

夜勤専従看護師の労働時間については、他の一般の仕事同様に労働基準法で定められている1日8時間という労働条件が適用されますが、例外として変則労働時間というものが設定されています。これは1日8時間の勤務時間を超えても、雇用契約時に決めた範囲内で労働時間のバランスが取れるように調整する働き方です。

 

例えば、10時間働いていた日の翌日に6時間働く場合、2日間で16時間、つまり1日当たり8時間働いているというような変則的な考え方です。
日勤と夜勤との交代制勤務で看護師が業務をこなしており、この時間の調整は1週間単位で行われるところもあれば、1カ月単位で行われるところ、1年単位で行われるところなどそれぞれの職場の就業規則によって違っています。

 

ただ法律で労働時間の定めはあっても、看護師不足で人手が足りていない医療機関がほとんどで、残業などで時間以上に働かなくてはならない労働環境が多いのが現状です。
そういった実際に入所してからでないと分からないようなことも、看護師求人サイトの相談窓口で事前に確認すればコンサルタントがしっかりと調べてくれるので、安心して働ける職場を見つけやすいですよ。

夜勤専従の看護師にも有給休暇を取る権利はあります!

ペットボトル

夜勤専従の病院勤務の看護師でも他の職業と同じく、有給休暇を取得することが出来ます。
労働基準法で定められている有給休暇の労使協定では、労働者は入職してから起算して6か月継続勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者に対して10日の有給休暇です。
有給休暇は賃金が保証され、労働義務が免除される労働日のことで、日勤、夜勤専従、常勤、非常勤関係なく在籍年数や労働時間に比例して付与されるのが原則です。

 

ただ、繁忙期や業務に差し支える恐れのある場合に限っては、時季変更権と言われる有給休暇を取得する期日を変更できる制限があるので、希望日に有給休暇を取得できないことがありますが、常時人員不足の場合には時季変更権は労働基準法違反で適用できません。

 

また、労働基準法では有給休暇の買い取りは原則禁止とされていますが、退職時や有休が時効で消滅することが明らかな場合には買い取りを行うことが適法とされています。
それでも買い取りもあまり推奨はされていないので、現状は人手不足で有給を取得するのが難しく、看護師の多くが有給休暇を消化できないまま負担のある業務を強いられていることがほとんどです。

夜勤専従ナースの勤務時間は月144時間が上限

時間

夜勤専従看護師の勤務時間に関して、労働基準法上の制限はありませんが、交代制とはいえ心身に負担の重い夜勤を行うため、日本看護協会では夜勤専従者の勤務時間の上限を月144時間と定めているんです。
勤務形態としては、夜勤専従者は原則として日勤を行わず、休憩時間以外はすべて労働時間となり、仮眠をとっていても患者の急変や急患搬送時にはすぐに対応する必要があります。

 

1回の夜勤が休憩も入れて16時間の場合、ひと月に出勤できる夜勤回数は9回で144時間となります。
出勤日数にしてしまえば日勤よりも労働時間は短くなりますが、夜勤の大変さからお給与は高く、夜勤手当が設定されているので、しっかり働いてしっかり休みたいという人や、日中学校に通っているような人にオススメです。

 

しかし、病院によっては1回の勤務時間が休憩も入れて12時間で、ひと月に12回と定めているところもあります。
夜勤専従として転職を考えているのであれば、そういった夜勤の拘束時間と、出勤回数、雇用形態は必ず確認しておく必要があります。
中には忙しい事を理由に法律で定められた144時間を超えてもサービス残業をさせ続けているような悪質な職場もあります。
そんなハズレ病院に当たってしまわないよう、ある程度その職場の内情を知っておく事が大切といえますね。
面接の時に詳しく聞くのも良いですが、悪質な職場は正直に答えないので見極めるのは大変ですよね…
そんな時はある程度、職場の勤務体制などを知っている看護師求人サイトのコーディネーターさんから情報を得ると過酷な労働を強いられる事がないので安心ですよ♪